islands.jp

散文・日記

2022/05/26

夜にふらふらで散歩。酩酊しながらノイズを録る。没入感は傍からみればただただ滑稽でしかないだろうがたまには良い。適度なアルコールが必要。ジャーマンロックのLPを購入。近々聴くつもり。久しぶりにウェンディーズで昼食。案外高かった。また久しぶりに聴いたDiivの3rdが滅茶苦茶良くてリピート。あとはThe Verve。メモが増える。始動しているプロジェクトに海外の方からメッセージが入ってそれがとても嬉しかった。感謝。自分の意志ははっきりと持ったままで静観していようと思う事柄の多さよ。なんにせよ苦しめようとかいう心情はぼくには一切わからないのだろう。生き辛さ。なにより心は証明されないから良い。それが実現可能かは別として愛それ自体はいつも尊くて高貴だなとふと思う。今日は自分で作ったアイリッシュコーヒーがとても美味しかった。変化の時期。見えるもの/見えないもの。後者が大事。性風俗に行こうとしたけどやめた。痛々しいが心なんて持っていないほうが楽だったなといつも思う。時間が経つにつれ言葉の染み入り方やその浸透度が変わっていく感覚が好きで人間のそういう部分をとても愛しく思っている。肥大した自我で正当化されていく屁理屈を敢えて見逃した。加速主義的な流れの中、徐々に壊れていく人々の横顔をぼんやり眺めては切なくなる。涙を堪えた。良い意味でも悪い意味でもぼくは変わらなかったんだな。

Deceiver

Deceiver

  • アーティスト:Diiv
  • Captured Tracks
Amazon

2022/04/27

息抜き。山下公園をずっとぶらぶらした。ジャズのLPを数枚買う。即興、遊び、余白を残すこと。海の匂いを思う存分に吸収した。生まれながら染み付いたものなのかは知る由もないが自然はいつでも元気をくれる。毎日ホテルに帰ってきてビール。買ってきた中華。エレベーター前で出会った男性との短い会話で豊かさと贅沢について深く考えさせられる。んーなんであんなところにいたんだろう。自分自身を見つめること。見つめ直すこと。誇りを持つこと。他者へのリスペクトを忘れないこと。なんであれワクワクする時間が必要だ。相変わらず地味で細々とした作業。最近はマイブラの2ndを聴き直していた。時間や流行というものを度外視した上での評価。久しぶりに聴いたが曖昧で抽象的で捉えどころのない、音像も含めて不思議な作品だった。良い意味で。それ故に美しくそこに解釈の余地が宿るのだろう。散歩に出掛けてJ.S.バッハ。それとAndy Stott。映画だと最近はベッドに横になってだらだらとファイトクラブを見返していた。人や物の構図や配置、色彩。台詞。考えさせられることが毎日のように多々あり、とにかく眠い。お金がないから家で金麦を飲んだ。自分自身をしゃかりきに鼓舞し、軋轢を推奨して、なにがなんでも生き抜く、みたいなのとは全く別の意味合いで日常を疎かにしないこと。猫を飼いたい。僕個人としては文章を書くという行為から逃げることだけはしないが、敢えて言語化せずに、自分だけが分かっていればいいことも沢山あることに今更気づく。並行世界。競争とゲームより良心と旅。我ながらいつもこういう部分は面倒臭いなと思う。手紙を書いてポストに投函。充実した日々を送りたい。

M B V

M B V

Amazon
It Should Be Us

It Should Be Us

  • Modern Love
Amazon

2022/03/16

子供であること。切れ味。放浪者とは。精神の安定にまず重きを置いて生活したいと思った。パフォーマンスの維持。人生は切断線の連続なのか否か。縫う感覚。ぼくにとってはただそれでしかない。効率性、云々。録音。またいつものように朝からレッドブルを入れる。人間が愛に生き続けることは可能なのだろうか。信仰とは完璧さを求めること、そしてそれが正確には存在せず、そして傲慢であるということを知ること、でもあった。同じかもしれない。常に何かしらの修正を求められ続けながら生きている。自然に生きていたかったのだけれど、あまりの生き辛さから感じずにスルーすることの訓練に励むことにした。冷静であること。思い返せば、感情的になるとロクなことがない。でも誰かに対する心や気持ちは忘れないように。過ぎたあれこれをしっかり見つめ直している暇はないとでも言わんばかりのスピードで欲望し消費されていく、これはひとつの世の終わり。最近は時間があればVince Staplesを聴いている。日程を終えたら独りで旅行に行くと決めた。

2022/02/23

矜持と都市化。そこに超個人的な矛盾が生じてしまう。ロジックは常に如何様にも覆すことが出来るがどちらがより真に近いかはいつでもしっかりと見定めておく必要がある。現実と理想の境界線。ぼく以外の誰かにとっては生にまつわる様々な問題は正しいとかそういうことではないのかもしれない。加速。妙な混ざり方。曖昧さ。あらゆる再構築。10数年ぶりにTad。なんであれ、自分のペースで、ぼちぼち。

Inhaler

Inhaler

  • アーティスト:Tad
  • Warner Bros / Wea
Amazon

2022/02/15

グラタンコロッケとレッドブルを買って家に帰る。今さら何故かミツメを聴く頻度が増える。適度な抜け感。アンサンブル。まとまって音楽を聴ける時間はとても減ったような気がしている。街へと録音に出掛ける。相変わらず撮影も続ける。書類を整理した。自分自身が酷く矛盾を抱えていることに疲れ果てていた。欲を言えばそれを楽しめるぐらいになりたい。無神経だねと言われてつまりそれは相手の気持ちを考えないキツさを指し示しているのだと受け取った自分はとにかく配慮して優しく接することが出来るように励んだけれど、それが結果的に精神の軌弱さへと結び付き、またそこについて否定されてしまうならそれはそれでどうしようもない話だなとか思った。溜め息。

A Long Day

A Long Day

Amazon

2022/02/10

白ご飯にちりめんと生卵とラー油と青葱と刺身醤油で食べたら言葉にならないぐらいの美味しさだった。誰が何を言っても「知らないよ」と休む時間が必要なのではないか、とふとそう思う。唾を吐くわけでもなく瞬く間にあれこれと物事が進んでいく様子はある意味滑稽さそれ以外の何でもなかった。そんななか、上品で優雅な時間をのんびりと過ごす。落ち着きとラフさ。大人。あるいは深呼吸。Siouxsie and the Bansheesも聴いた。撮影の為にやるべきことを中断して雪のなかを散策。眼前を舞う雪が頬を撫でるその刹那に全てが詰まっているような気がした。きっと錯覚ではない。遠いあの冬の日のバックミラー。逃避行的。回路。分裂。細い煙草に火をつける。丁寧に。書くこと、憂、愛、心、または。

2022/02/08

Lo-Fiポップを聴きつつ日本文学をぼちぼち読んでいる。チルなのが必要。ジャンルは違うけど久しぶりに聴いたTeebsとかも凄く良い。スッキリする。何かしらの資格を近々取ることを頭の片隅に置いた上で家を出る。一応コロナ禍ではあるものの人が多すぎて疲弊。これが東京。図書館でロシアの学者チームが阪神大震災を2週間前に予測していたという記事に目を通す。それについて言いたいことは特にない。労働。仕事。活動。見通しが甘いと人からよく指摘されてきた。設計は好きだ、だけどあまり役に立った試しがなかった。現在となんとなくの未来、逆算は上手くなりたい、ただそれだけ。