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散文・日記

2022/08/02

「頭が良い」と「ずる賢い」の違いぐらいは言わなくても分かるような人と付き合っていきたい。単純に面倒臭いコミュニケーションを経てでも分かり合いたいだけなのだが、人間はこの大事な過程を何故か様々な事情で省き、言葉の定義のすれ違いやあらゆる決め付けで常日頃から互いにあっけなく癇癪を起こし、関係性を即座にこじらせていく。不快。必要なのは忍耐と冷静。に、違いないはずなのだが。イデアに基づく人生。新しいエネルギーの作り方。まともな人間が端に追いやられていく様子を見ているとそれ自体が何とも異様だなと思うし、言語化し難い妙な気分になる。相変わらず押しが強くて大きな声はその分かりやすさに因るところなのか何故か支持を得やすい。極端に擦り減り自我を失ってしまった身としてはこの世界で正気を保つことはなんであれ一番難しいことのように感じる。公園で蝉の音をサンプリング。貴方の言う良い音楽って変なエフェクトがふんだんに散りばめられていればそれで良いんでしょ?的な案件に興醒め。あえてそういう曲を作る。過剰な装飾。音楽それ自体というよりはラップトップを使った奇妙なゲームや競争を強いられてるようで急に気分が悪くなる。負の感情を背負っていること自体の卑しさを思う。極力それを押し殺す。昔なんかのインタビューで見た「良いやつに勝ってほしい」って言葉を忘れないようにして生きる。良いやつでありたい。それ自体が矛盾しているものの、神なき世界でどう生きるかを神は見ているのだろうなと思う。というか、そう思っていないときっと腐るから。現実には辟易してばかりだけど一定の理想を忘れずに。体調不良。その間、The Smileなどを聴く。

A LIGHT FOR ATTRACTING ATTENTION [輸入盤CD] (XL1196CD)_1560

2022/07/09

それなりに良いアンプを手に入れてそれで音出しするのに最近ハマってる。次の録音にふんだんに使いたい。トーンの絶妙な掠れ具合が気持ち良い。何においてもそうだが、こういう風に「見える」ということと実状は「こうだ」とは全く異なる場合も事実多いから一緒くたにしないように充分に気をつけようと思った。近頃は安直で短絡的な思考に陥りがちになっていたから少しずつ修繕を続けるつもりでいる。金麦のロング缶を嗜みながら台所でデュ・プレのハイドン。じんわりと呼吸が戻ってくる感覚が判る。自然。機械と暴力からの解放。小さなギルドのアコギもよく爪弾く。凝り固まった頭を解していくためのアルペジオ。もう少し静謐や内省の余白が世に残ってもいいように感じている。帰結や結果もそれはそれで大事だが試行錯誤そのものが物凄く重要な意味を持っていることをぼくはずっと信じてやまない。だから毎日は充実していると胸を張って言える。最低1週間は苦悩したけれどなるべくきちんと生きようと思い直した。反省。開き直って愚かさに染まることのないように。そして慎重さを欠かさずに。

ハイドン:チェロ協奏曲第1番&第2番

ハイドン:チェロ協奏曲第1番&第2番

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2022/06/24

美味しいパンを沢山買って家に帰る。街をのんびり歩けば隙間風が気持ち良い。幸せ。お土産にビールを数本買う。結構高かったけれど喜んでもらえたみたいで良かった。他者との関係に疲れ果てる。頭を冷やす。自分のことだけをしばらくは考えていたい。井筒俊彦の本を熟読。何度も電車から降りたが、無事到着。わざと後攻取ったりする人間の醜悪さとか。姑息さ。あえて性格悪くなったら上手くいくのかなとか考えてた。何も言わなければそれはそれで有利にもなるのだろう。馬鹿っぽい。なんでもまず自分一人で追求してみないと本当に大切なものは体感として得られない。この核の部分を掴むのが真の幸せなのではないかとぼくは常々思っている。いかなる時も丹精を込めて。そういう段階じゃないとぼくはまず自信は持てない。

2022/06/14

根が平和主義だからどうしても許せないとなると大きく張り合ったりする自分は面倒くさいけどこれは譲れないという部分があるから仕方ない。みんなそうか。想いを込めて知り合いに文章を書く。届くと良い。要塞みたいな建物に囲まれて秘密基地に来たみたいだなって独りで勝手にワクワクしてしばらく煙草を燻らせていた。末永く宜しく。総武線に揺られ街へ。短い話を終えて胸を撫で下ろす。特急券を買って窓際から外を眺めていた。子供だとか大人だとかどうでもいいけど酷く懐かしくなる風景。どうして一人が好きなのかをずっと考えていた。家でDaniel Rossenのソロ。繊細さ。聴き込みが必要。様々な潔癖性を求めれば求めるほど人間はすぐ壊れる。それに耐える。あえて核心に触れない部分もある。そして世は暴力性の対極を弱さと見做す。色々なものを遠ざけて生きている。きっとこれからもそうなのだろう。一面的で大衆的な発想に吐き気を催しながら前に進む。人間はおのおの身勝手に自己の正当性を主張する。自分もそう。精査が足りているだろうか。出来るだけ冷静且つ優しく在りたい。

2022/06/01

何が本当か誰も知らなくても、神は知っている。これが真実。そして口では何と言おうと、人は必ず自分では自分の内心を知っている。プロセスや在り方にこだわらない勝利に意味はない、あくまでぼくの場合は。そこに思想や哲学が宿る。本質が常日頃からあらゆる見掛け倒しの器用さに踏み躙られていく様子を見ている。ひとより優位に立ちたいという欲求は頻繁に派手に、そこで傲慢さを振り翳す。威張れば精神的には優位に立てる。これも同じことなのだろうか。それでも。とても眠たい。

2022/05/26

夜にふらふらで散歩。酩酊しながらノイズを録る。没入感は傍からみればただただ滑稽でしかないだろうがたまには良い。適度なアルコールが必要。ジャーマンロックのLPを購入。近々聴くつもり。久しぶりにウェンディーズで昼食。案外高かった。また久しぶりに聴いたDiivの3rdが滅茶苦茶良くてリピート。あとはThe Verve。メモが増える。始動しているプロジェクトに海外の方からメッセージが入ってそれがとても嬉しかった。感謝。自分の意志ははっきりと持ったままで静観していようと思う事柄の多さよ。なんにせよ苦しめようとかいう心情はぼくには一切わからないのだろう。生き辛さ。なにより心は証明されないから良い。それが実現可能かは別として愛それ自体はいつも尊くて高貴だなとふと思う。今日は自分で作ったアイリッシュコーヒーがとても美味しかった。変化の時期。見えるもの/見えないもの。後者が大事。性風俗に行こうとしたけどやめた。痛々しいが心なんて持っていないほうが楽だったなといつも思う。時間が経つにつれ言葉の染み入り方やその浸透度が変わっていく感覚が好きで人間のそういう部分をとても愛しく思っている。肥大した自我で正当化されていく屁理屈を敢えて見逃した。加速主義的な流れの中、徐々に壊れていく人々の横顔をぼんやり眺めては切なくなる。涙を堪えた。良い意味でも悪い意味でもぼくは変わらなかったんだな。

Deceiver

Deceiver

  • アーティスト:Diiv
  • Captured Tracks
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2022/04/27

息抜き。山下公園をずっとぶらぶらした。ジャズのLPを数枚買う。即興、遊び、余白を残すこと。海の匂いを思う存分に吸収した。生まれながら染み付いたものなのかは知る由もないが自然はいつでも元気をくれる。毎日ホテルに帰ってきてビール。買ってきた中華。エレベーター前で出会った男性との短い会話で豊かさと贅沢について深く考えさせられる。んーなんであんなところにいたんだろう。自分自身を見つめること。見つめ直すこと。誇りを持つこと。他者へのリスペクトを忘れないこと。なんであれワクワクする時間が必要だ。相変わらず地味で細々とした作業。最近はマイブラの2ndを聴き直していた。時間や流行というものを度外視した上での評価。久しぶりに聴いたが曖昧で抽象的で捉えどころのない、音像も含めて不思議な作品だった。良い意味で。それ故に美しくそこに解釈の余地が宿るのだろう。散歩に出掛けてJ.S.バッハ。それとAndy Stott。映画だと最近はベッドに横になってだらだらとファイトクラブを見返していた。人や物の構図や配置、色彩。台詞。考えさせられることが毎日のように多々あり、とにかく眠い。お金がないから家で金麦を飲んだ。自分自身をしゃかりきに鼓舞し、軋轢を推奨して、なにがなんでも生き抜く、みたいなのとは全く別の意味合いで日常を疎かにしないこと。猫を飼いたい。僕個人としては文章を書くという行為から逃げることだけはしないが、敢えて言語化せずに、自分だけが分かっていればいいことも沢山あることに今更気づく。並行世界。競争とゲームより良心と旅。我ながらいつもこういう部分は面倒臭いなと思う。手紙を書いてポストに投函。充実した日々を送りたい。

M B V

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It Should Be Us

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  • Modern Love
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